地域密着型サービス(介護保険法における〜)
ちいきみっちゃくがたさーびす(かいごほけんほうにおける〜)要介護者の住み慣れた地域での生活を支えるため、身近な市町村で提供される介護サービス。介護保険法に基づいて提供されるサービスで、地域包括ケアシステムにおいて重要な役割を担っている。
おおむね30分以内に必要なサービスを提供できる生活圏を単位に構築され、訪問、通い、宿泊などを組み合わせて柔軟に介護サービスを提供する仕組みである。サービス事業者は、公募によって選定・指定される。
介護保険法の介護給付の対象となる地域密着型サービスは、次の9種類である。
・定期巡回・随時対応型訪問介護看護(24時間地域巡回型訪問サービス)
・夜間対応型訪問介護
・認知症対応型通所介護(認知症デイサービス)
・小規模多機能型居宅介護
・看護小規模多機能型居宅介護(複合型サービス)
・認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)
・地域密着型特定施設入居者生活介護(有料老人ホーム等)
・地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
・地域密着型通所介護
また、次のサービスについては、介護保険法の予防給付の対象となる。
・介護予防認知症対応型通所介護
・介護予防小規模多機能型居宅介護
・介護予防認知症対応型共同生活介護
-- ここからは本文のリンク用語の解説 --