最終更新日:2023/10/24
エコウィル(ECOWILL)
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燃料電池
電気化学反応によって発電する装置であるが、特に、水素と酸素を化学反応させ、このとき発生する電気エネルギーを取り出すものをいう。
乾電池等と違って、原料として水素と酸素を供給しなければならないが、供給が続く限り発電が持続する。
二酸化炭素が発生しない、エネルギー変換において熱が介在しない(効率を高くできる)、比較的小規模な装置で発電できるなどの特徴があるとされる。また、発電に伴って熱が発生することから、併せてそれを利用することができる。
燃料電池において化学反応を媒介する役割を果たす物質を「電解質」というが、電解質の違いによって燃料電池にはいくつかのタイプがある。
主なものは、次の通りである(分類は、日本ガス協会資料による)。 1.固体高分子形:イオン交換膜を用い、常温〜90度で作動する
2.リン酸形:リン酸を用い、150〜200度で作動する
3.溶融炭酸塩形:溶融した炭酸塩を用い、600〜700度で作動する
4.固体酸化物形:イオン伝導性セラミックス(安定化ジルコニア)を用い、750〜1,000度で作動する
従って、用途に応じて、これらのタイプを選択することができる。
燃料電池は、住宅の電力源の一つとしても活用できると考えられている。
乾電池等と違って、原料として水素と酸素を供給しなければならないが、供給が続く限り発電が持続する。
二酸化炭素が発生しない、エネルギー変換において熱が介在しない(効率を高くできる)、比較的小規模な装置で発電できるなどの特徴があるとされる。また、発電に伴って熱が発生することから、併せてそれを利用することができる。
燃料電池において化学反応を媒介する役割を果たす物質を「電解質」というが、電解質の違いによって燃料電池にはいくつかのタイプがある。
主なものは、次の通りである(分類は、日本ガス協会資料による)。 1.固体高分子形:イオン交換膜を用い、常温〜90度で作動する
2.リン酸形:リン酸を用い、150〜200度で作動する
3.溶融炭酸塩形:溶融した炭酸塩を用い、600〜700度で作動する
4.固体酸化物形:イオン伝導性セラミックス(安定化ジルコニア)を用い、750〜1,000度で作動する
従って、用途に応じて、これらのタイプを選択することができる。
燃料電池は、住宅の電力源の一つとしても活用できると考えられている。
エネファーム
都市ガスやLPガスから取り出した水素を空気中の酸素と反応させて発電し、そのときに発生する排熱で湯を沸かす設備。発電と給湯とを同時に行う仕組みで、「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」とも言う。エネファームという名前は「エネルギー」と「ファーム(農場)」を合成した統一商品名である。
送電ロスが生じないことや排熱を利用することからエネルギー効率が高い。一方、設置費用は高額である。また、ガスを原料としているため、自然エネルギーによる発電と違い環境負荷が皆無とは言えない。