カーシェアリング
かーしぇありんぐ複数の者が自動車を共同で使用することをいう。英語のcarsharing。
利用する者をあらかじめ特定または登録し、一定の場所でその者が自動車を借り、一定の時間後に一定の場所に返却する方法で行なわれるのが一般的である。レンタカーは、不特定の利用者に自動車を貸し出す営利事業として実施されているのに対して、カーシェアリングは、特定の者が共同で利用することに特徴がある。
利用者の資格、利用する自動車の種類、利用料金、貸出・返却の場所などはさまざまであるが、そのルールは、短時間の利用にも対応するべく定められている。
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関連用語
シェアリングエコノミー
空き状態にあるモノや技能の個人間の貸し借りを、情報通信システムを活用して仲介するサービス。英語でSharing economy。
シェアリングエコノミーはアメリカで発達した。仲介されている貸し借りの例としては、住宅を宿泊施設として貸すこと(Airbnb等)、自動車のドライバーを移動希望者に提供すること(Uber等)、空いている自動車を貸すこと(RelayRides等)、家事労働や大工作業を提供すること(TaskRabbit等)などがある。
個人間の貸し借りは古くから行なわれているが、シェアリングエコノミーの特徴は、情報通信システムを活用して余剰と需要とを的確に結び付けること、所有以外の選択肢を拡大すること、協働して消費する社会的な交流を提供することなどとされる。