デシベル
でしべる音の強さのレベルを表す単位。英語のdecibel で、dBと表記する。測定対象の音の強さをIとしたとき、聞こえる最小の音の強さ(最小可聴値) I0とIとの比の常用対数の10倍がIのデシベル値である。すなわち、Iのデシベル値=10log10(I/I0)となる。従って、IがI0の10n 倍であれば、Iのレベルは10ndBである。
たとえば、ささやき声は10〜20dB、静かな室内は30〜40dB、通常の会話は50〜70dB、幹線道路沿いは70〜80dBである(「理科年表」(自然科学研究機構国立天文台 編)による)。
なお、デシベルの算定手法は、量のレベルを基準値との比で表す一般的な方法で、音の強さだけでなく、電力、電流、エネルギー、圧力などのレベルを表すために採用され、いずれもデシベルを単位として表示される。
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