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最終更新日:2020/12/25

つくばい

つくばい

茶室に接した庭(茶庭・露地)に置かれる設備で、低く据えられた手水鉢(ちょうずばち)およびその周りに配置された役石(やくいし)によって構成される。

茶事の席に入る前に客人が手や口を清めるための場所として設置され、「つくばい(蹲踞)」という名称は、水で清める際にしゃがむ姿勢となることに由来する。

なお、茶庭ではない日本庭園にも、修景物の一つとして、つくばいが設置されている場合がある。

-- 本文のリンク用語の解説 --

日本庭園

日本でかたちづくられた庭園様式またはその様式で造られた庭園。宮殿、寺院、大規模な屋敷などに設置されている。また、公園として設置されているものもある。 一般に、池、庭石、築山、草木を配し、「見立て」を活用してデザインされていることが多い。また、季節の移り変わりを示すことや、建築と自然を総合化する空間構成も特徴とされる。 Japanese Garden(ジャパニーズ ガーデン)として世界に紹介され、日本の美意識を表す場所として、文化交流や観光においても役割を担っている。