このページを印刷する

最終更新日:2022/6/30

上げ下げ窓

あげさげまど

2枚の窓ガラスを上下に動かして開閉する。一般に、縦長の窓になる。


上げ下げ窓の形式には、両方の窓ガラスをそれぞれ独立に動かすもの(ダブルハング・タイプ)のほか、上の窓ガラスを固定(はめ殺し)して下だけを動かすもの(シングルハング・タイプ)、両方が連動するもの(バランス・タイプ)がある。

-- 本文のリンク用語の解説 --

採光や換気のために建物の外壁などに設ける開口部。 一般に、ガラス板、ガラス板を固定する框(かまち)、窓枠、鍵・開閉器具等によって構成されている。開口面に、ガラス板ではなく、障子紙などを用いる窓もある。 窓の種類は、開閉の方法や設置のかたちによって分類される。開閉の方法には、屋外に向かって開く「開き窓」、横方向にスライドする「引き違い窓」、縦方向にスライドする「上げ下げ窓」、上端または下端を倒す「倒し窓」などがあるほか、固定し開閉しない「はめ殺し窓(FIX窓)」もある。設置のかたちとしては、屋根面から突出し垂直に設置する「屋根窓 (ドーマーウインドー)」、壁から外に突き出た「出窓」、床に接し大きく開く「掃き出し窓」などがある。 なお、建築基準は、居室には、採光及び換気のため、一定面積以上の窓等の開口部を設置しなければならないとしている。

はめ殺し窓

開閉できない、枠に直接ガラスなどが固定された窓。「はめ殺し」ともいう。