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最終更新日:2024/3/21

展開図(不動産における〜)

てんかいず

部屋の壁面・床面・天井面の状態を正面から描いた図面。インテリアの様子やコンセント、家具等の配置を分かりやすく把握することができる。

展開図は、矩計図(かなばかりず)などに比べて理解するのは容易であるが、設計図書ではないので、建物の構造や仕様を正確に知るための図面として利用することは難しい。

-- 本文のリンク用語の解説 --

インテリア

本来は、建物の内部空間の全体を指す言葉である。 住宅の場合でいえば、室内の天井・壁・床の内装材と、家具・調度品のすべてが「インテリア」である。
また一般的には、家具と調度品のみを「インテリア」と呼ぶことも多い。

コンセント

電気コードを配電線に接続するための受け口。和製英語である。英語では、outlet socket(アウトレットソケット)またはreceptacle(レセプタクル)という。また、コンセントは、電気コードに限らず、電話ケーブル、TVケーブルなどのコード類を接続するための受け口を指す言葉としても使われている。 コンセントには、壁に埋め込まれた埋込型と外に露出している露出型がある。また、異なる種類のコード類を一箇所で接続できる多機能コンセントもある。 なお、コンセントに差し込むための器具がプラグ(英語のplug)である。

矩計図

建物の各部分の標準的な高さや仕様を示すために、軒先を含む代表的な外壁部分の垂直断面を描いたものを矩計とか矩計図という。 平面図とともに建築設計図面の代表的なもの。

設計図書

建物を施工するために必要な図面その他の書類の総称。建築士法では建築物や工作物だけでなく敷地を含めた工事実施のために必要な図面と仕様書、と規定されている。

実際には、施工段階で設計変更、仕様変更、追加工事等が生じることが多いために、竣工図という最新の設計内容を記録した設計図書がある。これらは、経年に伴う改修・改築等の際に必要なものであるため、建築主は必ず保管しておく必要がある。