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最終更新日:2024/3/21

廻り縁

まわりふち

建物において、二つの面が接する部位に連続的に取り付けられた細長い建材。主に天井と壁面とが接する位置に取り付けられ、室内を装飾する。


廻り縁の表面には文様が施されることが多く、モールディング(刳形)の一つである。 

-- 本文のリンク用語の解説 --

モールディング

表面に凹凸を施し、陰影によって装飾するデザイン技法。建築や調度で利用され、この技法を施した細長い部材を指すこともある。英語のmoulding(イギリス)・molding(アメリカ)。和語は「刳形(くりかた)」である。 西洋建築において、外壁面、天井回り、窓枠、開口部などの装飾として使われることが多く、施す文様や材質も多様である。また、和風建築の刳形はシンプルなものが多いが、同様の役割を担っている。