最終更新日:2024/7/3
縞杢
しまもくカキノキ類の黒檀、黒柿などに現れるしま状の模様。年輪のいわゆる木目(もくめ)ではないこれらの模様を特に杢(もく)、杢目(もくめ)と呼んだりする。古来より希少な材として珍重される。
-- 本文のリンク用語の解説 --
杢
装飾性が高く、美しいとされる木目。「杢目」とも言われる。希少価値が高い。
杢は、樹木繊維の局所的なねじれ、瘤などによって生じる特異な木理の現れであるとされ、特的の樹種に現れる。また、製材の仕方によっても現れ方が違ってくる。
杢の命名や分類は、極めて主観的になされていて、標準化されていない。また、一般的な木目と杢を区別する基準も非常に不明確である。
よく知られている杢として、玉杢、縮み杢、鳥眼杢、葡萄杢、さざ波杢、虎斑などがある。