株式の配当を受ける権利の確定日が過ぎたため、理論株価が下落することをいう。
株式を発行している会社は、株主に対して基準日(通常は決算日)に剰余金を配当するが、理論株価は、一般的にその翌日には配当額分だけ下落する。業績に関係なく変化するこの現象が「配当落ち」である。
配当の基準日には株式の受渡しが行なわれないため、配当を受けるには配当の基準日を含めて一定営業日前までに株式購入の注文が成立していなければならない。
REITも金融商品としては株式と同じ性質をもっており、配当落ちと同様の現象が起きる。