不動産広告における距離の表示方法の一つで、一定の規則にもとづいて算出した広告物件の所在地から主要施設等までの徒歩による所要時間をいう。
不動産の表示に関する公正競争規約では、実際のものよりも短いと誤認されるおそれのある表示を禁止しており、徒歩による所要時間は、道路距離80mにつき1分を要するものとし、1分未満は切り上げて算出すべきとされている。また、信号待ちや坂道、歩道橋等による影響は考慮しないのが通例である。
なお、主要施設としては、鉄道駅、最寄のバス停留所、学校などを用いることが多い。