人工衛星からの信号を用いて位置を決定する衛星測位システムを利用した測量をいう。GNSSは、英語のGlobal Navigation Satellite Systemsの略語で、和訳は「全地球衛星測位システム」である。
衛星測位システムは、人工衛星からの電波を専用アンテナで受信することによって高精度な経度緯度や座標を求めることのできるしくみであるが、複数の方式がある。日本の基準点測量では、測量法に基づく作業規定の準則において、GPS、準天頂衛星システムおよびGLONASSを採用することとされ、「GNSS測量」と総称している。