政府が定めた鉱工業製品等の規格。産業標準化法に基づいて、主務大臣が定める。JISは、Japanese Industrial Standards(ジャパニーズ インダストリアル スタンダーズ)の略語である。
産業標準化を促進するための制度で、定められるのは、製品等の種類、型式、形状、構造、品質などに関する規格である。規格に適合している商品には標章(JISマーク)が記されるが、JISの規格に従うかどうかは原則として任意である。
JISには、固有の番号(部門記号を表すアルファベット1文字と分類番号を表す4桁の数字)が付されていて、仕様書、契約書などにおいて簡便に引用できる。
なお、JISは、従来「日本工業規格」と称されていたが、2019年7月に法律が改正され、名称が「日本産業規格」に変更された。