2020/12/25 更新 茶室に接した庭(茶庭・露地)に置かれる設備で、低く据えられた手水鉢(ちょうずばち)およびその周りに配置された役石(やくいし)によって構成される。 茶事の席に入る前に客人が手や口を清めるための場所として設置され、「つくばい(蹲踞)」という名称は、水で清める際にしゃがむ姿勢となることに由来する。 なお、茶庭ではない日本庭園にも、修景物の一つとして、つくばいが設置されている場合がある。