2021/5/31 更新 粘土を整形して窯で焼き固めた資材。砂や石灰を加えて焼成した建築用の赤レンガと、耐火性の物質を加えた耐火レンガに大別される。 建築用レンガの大きさは、一般に210×100×60mmが標準形である。これをセメントモルタルで接着し、強度を確保して組積みする。積み方には、長手積み、小口積み、イギリス積み、フランス積み、オランダ積みなどがある。 主要構造部がレンガ造りの建築物(煉瓦造建築)は地震に弱いため、日本国内ではレンガを構造材として用いる場合は少ないが、仕上げ材として利用されている。