(公社)日本建築積算協会が認定する資格。1980年代から、建築物の企画・構想から維持・保全・廃棄にいたるライフサイクル全般に渡って、コストマネジメントを行なう重要性が指摘されるようになったことに鑑み、コストマネジメントおよびプロジェクトマネジメントを担当する高度な知識および技術を有する技術者を育成し、建築コストの透明性・妥当性・公平性を追求することを目的として2005年に創設された。
同協会が認定する建築積算士に求められる知識を包含するとともに、コスト情報収集・分析、発注・調達戦略、環境配慮等の広範囲な分野についての知識・技術を要求するとしている。
建築積算士の称号登録を更新した者、建築関連業務を5年以上経験した者および一級建築士に合格し登録した者等に、受験資格が与えられている。