2024/10/1 更新 偏心とは中心からずれていることであり、建築物の重さの中心である重心と、抵抗力の中心である剛心が一致していれば建築物は破壊も倒壊もしにくいが、そうでない場合には、そのずれの分だけ、バランスが悪くなり、地震等の外力に対して脆弱になる。安全性を確保するためには、偏心率をできるだけ小さくすることが必要である。 建築基準法施行令第82条の6第2号ロでは、各階の偏心率が「15/100を超えないこと」としている。