2025/2/21 更新 屋根の傾斜の度合い、傾きの角度のこと。 デザイン性のほか、地域によって雨水や雪を適切に落下させるように設計される。また、勾配によって使用する屋根材も選択される。 勾配の表現の仕方としては、水平距離10寸に対する高さを尺貫法による「寸」で表す方法が多く用いられており、そのほか、角度や分数で表現する方法もある。 建築基準法施行令第86条第4項では、積雪地において屋根の積雪荷重を求めるに際し、勾配60度以下の場合には、屋根形状係数を乗じ、60度を超える場合には、積雪荷重を0とすることとしている。